1日1話

ことばのオブラート

こういう言葉、「嘘はついてない」ところがたちが悪いんです。

職業欄の「無職」は職業の一つなのか

「無職」という状態は別に悪くないと思いますが、たしかに呼称は少し考えた方がいいかもしれませんね。

ムカデ

画像は勘弁してください。

第三者の発見

乳児から幼児への成長とは、「だっこの視点」から「おんぶの視点」への成長でもあるわけですね。

「すみません」と「すいません」

タバコは……おいしいと思ったことはありませんし、趣味にしたこともありません。 ただ、猫の毛づくろいみたいなもので、 時間稼ぎやカッコつけの動作、アクションとしては羨ましいと思っていました。

痴漢

「性的な発言・行為」は、ハラスメントでなければ「セクハラ」ではない。 この定義もそういう解釈なのでしょう。 痴漢 辞典でその定義を見て驚いた。 明鏡国語辞典 電車内や夜道などで、性的ないたずらをしかける人。また、その行為。 新明解国語辞典 (夜道…

「misreading がmisleading を導く」のかもしれません。

多くの場合、misleading な表現や文章は、書き手の無知によるものではないでしょうか。 「無知がmisleading を導いている」のかもしれません。

「哀愁する」。

そういえば、郷ひろみさんの「よろしく哀愁」は、違和感のある言葉を「あえて」かけ合わせた末のタイトルだったそうですよ。

「私と同じことを言っている」は後出しじゃんけん

「文学を研究対象とした途端、文学は文学でなくなる」うろ覚えですが、柳瀬先生はどこかでそう書かれておられます。そんなことを思い出しました。

気の利いた言葉

こういう一言、とっさにはなかなか出てきません。 言いにくいことでも、言い方ひとつで、角が立たずに物事がうまく運ぶことがあります。そういうのが上手い人が社会で成功するのでしょうね。

小泉親子

家業は政治家です。

「指出し」手袋、でどうでしょう?

手袋の形状・性質からいくと、たしかに「指切り」「指なし」なんです。 でも、使う立場から考えると、どうなんでしょう。 あと、障害がある方の立場から考えた場合とか。

ウィキペディアの功罪

説明系の文章や論文では、 前フリや論のステップでは表現が似通ってくるのは仕方のないこと、なのかもしれませんが…。

白夜

「白」という文字は象形文字だそうです。 「頭の白い骨」とも、「日光」とも、「どんぐりの実」とも言われる象形がそのだとか。

左利きについて、思うところ2点。

左利きを「サウスポー」と言う由来、その語源には諸説あるようですが…。 左利きと聞いて、わたしが連想することが2つあるんです。

エレベータの知恵

これ、意識したことありませんでした。 でも、似たようなことを実行している知人はいました。

相性が良い

冷静に考えてみれば、主観的な表現ですね。「マリアージュ」、「マッチング」、「ケミストリー」…組み合わせの可能性を表す言葉は限りなくあります。どんな分野でも、組み合わせの化学反応には終わりがありません。

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム

いやあ、日本語が「膠着語」であることを実感する言葉ですよね、これは。 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム 原子力規制委員会のホームページの最初にある言葉です。実際に、東北大震災発生の12日後に「緊急時迅速放射能影響予測」として発表さ…

あらためて、「は」と「が」の違い

よく、「『a』と『the』の違いだよ」なんて説明されたりもしますが……これは強力ですね。たった一字違うだけで、ずいぶん印象変わります。

卓球

この中国語訳は、わたしも前からおもしろいと思っていました。あまりの中国の強さに、勝手に発祥は中国だと考えていたのですが、違ったのですね。「ピンポン」というと、わたしはどうしても松本大洋さんのアレを思い出してしまいます。

矢先 

「矢先に」 いや、この違いは考えたことはありませんでした。 わたしはどちらの場合でも気にせず使っていたような。

他人の不幸を喜ぶ気持ち

「君は転んだけど、ぼくは転んでないよ(笑)」という感情。 いまの日本なら、「メシウマ!」といったところでしょうか。

カモシカのような脚

この漫才って、ダウンタウンのものみたいですよ。あと、「カモシカのような脚」という形容は、勘違いから生まれた言葉とかなんとか…。

赤ちゃんのおられる方

なるほど。 この表現は、いろいろと配慮した言葉だったのですね。 「金髪の母親」って、ニーチェみたい。

やはり野に置け蓮華草

「レンゲソウ」は野生の象徴として使われているわけです。

あきらめなかったので(その三)

「天才」とか「努力家」という言葉も、安易に使うな、ということですよね。 あきらめなかったので (その三) 2018年ソチオリンピック冬季大会で羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得した。その会場で、NHKのチャンネルで解説の女性3人が …

あきらめなかったので (その二)

昨日の続きです。 あきらめなかったので (その二) ここで出てくるのが「運」だろう。85年に阪神タイガースを日本シリーズ初優勝に導いた吉田義男監督でさえこう言っている。 なんやかや言うてね、日本一になるには「運」ということも忘れてはいけない勝負…

あきらめなかった(その一)

結局、安西先生のこの1コマに集約するのではないでしょうか。 あきらめなかった その一 今の世は不透明で、就職難など、私たちが歩んできた道とは違い、困難極まりない。しかし、努力すれば道は開けることを信じて、頑張って突き進んでほしい。 (投稿 箱田…

いらっしゃい (日本語再発見)

命令語でありながら、尊敬語でもある、と。 意外にややこしい言葉なんですね。 いらっしゃい (日本語再発見) 御徒町のアメ横を歩くと魚屋、お菓子屋から威勢のよい「いらっしゃい!」の声が聞こえます。 長い間、この「しゃい」が気になっています。 黙ら…

分かりやすさということ その二

具体的な数字を使うと、説明はグッとわかりやすくなる。それは事実です。 「分かりやすさということ」、「その二」です。