2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
実に面白いフィルム*1だった。 しかし、この面白さを上手く人に伝えられないのがもどかしい。 その理由は2つ。 一つは、あまりにも変な時間に放送されたテレビの特番だったため、 ほとんど誰も観ていないから。 もう一つはこのフィルムの構成上の問題だ。 …
ビレバンで大々的に薦められていたので、アオリ文句につられて購入。 「知る人ぞ知る」ホラー漫画の名作なんだそうだ。 巻末には『女優霊』、『リング』などの脚本家、 高橋洋が解説を寄せている。 内容的には、まあ、楽しめた。 高橋洋が解説を寄せているか…
今年の春あたりに書店で目にしたが、 どうも買う踏ん切りがつかなくてそのままにしていたのだけど、 年末に偶然立ち寄ったブックオフで出会ったので購入。 で、期待しながら読んだんだけど、 ちょっと期待ハズレかな。 肩の力抜きすぎです。 鳥山明は『DRAGO…
『ダーリンは外国人』でおなじみ、トニーのエッセイ。 内容は題名通りで、 超ポジティヴな思考の方法とでもいうべきものが綴られている。 ぼくはトニー&左多里さんのファンだから退屈はしなかったけどさ、 全体的にちょっとぬるいんじゃないかな。 別に極端…
やっと読みました、安野さんのこの漫画。 読む前から大体の話は知ってたんだけど、実際読んでみると…… うーん……正直、この漫画が何を言おうとしているのかよくわからない。 江戸時代の女郎屋で働く女性を主人公に据えることで 現代の日本で働く女性たちを描…
おなじみ、左多里さんのルポ漫画。 今回はハワイに長期滞在していたときのもの。 いつもながらのノリでつまらなくはないんだけどさ…。 なんか物足りないんだよな。 なぜ、最近の左多里さんの漫画をぼくは物足りなく思うのか? その理由を考えてみて、あるこ…
『国家の品格』が売れているようだ。 まったく腹立たしいことだ。 先日も、平積みになっていたこの本を5〜6冊手にして、 誰に配ろうか相談している老夫婦を近くの書店で見かけた。 なんであんな本が売れるのかねえ……。 読み書きをしっかり勉強しろ、「美」…
This album is dedicated to jazz audiences past, present, and future: You give jazz music its vitality, its relevance, its immediacy, and its timelessness. Without you, jazz would be just a proposition; a theory; a question without an answe…
NONA REEVESのライブにいってきた*1。 ぼくは『ANIMATION』からのノーナファンで、 ライブもまだ数回しか足を運んでないんだけど、 ライブは一回も裏切られたことがない。 もちろん今回もサイコーだった。 ヴォーカルの西寺郷太は歌うまいし、エンターテイメ…
とても繊細で、そして地味な映画だ。 なにしろ、メイン・キャストは、 遠く離れて暮らし、靴下工場を経営して生計を立てる兄弟と、 その兄に密かな恋心を抱いているでのあろう工場の古株の婦人の3人だけど、 3人とも50歳を超えている。 で、ほとんどBGMはな…
BECKの関連本はこれまで3冊出てる。 『BECK THE GUIDE BOOK vol.0』と『BECK THE GUIDE BOOK vol.00』は、 『BECK』で使われてる元ネタの紹介という色合いが濃い。 ハロルド作石のインタビューや、 藤子不二雄A、甲本ヒロトとハロルドとの対談も収録されて…
思ってたよりも悪くなかった。 いや、実のところ結構楽しめたんだな、自分でも意外なことに。 もっとも、これはあまり期待していなかったせいかもしれない。 批判しようと思って観たからね、この映画。 どうせエミネムをカッコよく撮ってるだけの映画なんだ…
前回の続き。 著作権について、知的財産の説明から始まる。 知的財産というものを考えるにあたって、 絶対におさえておくべき基礎がある。 それは、知的財産というのが基本は人類全体の財産だということだ。 知的財産、つまり情報はいくらでもコピーできて、…
ぼくの敬愛する山形浩生によるコンピュータの入門書。 といっても、ワード・エクセルの実用的な使い方ではなく、 システムの階層やプログラムの組まれ方、 コンピュータの発展の歴史など、 コンピュータの思想史とでもいうべきものについて ざっくりと書かれ…