2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『殺し屋 1』、三池崇史監督

特に観たい映画ではなかったけど、 ファビュラス・バーカー・ボーイズがエラク衝撃を受けてたので観た。 ……彼らの言葉通り、強烈です。 妊婦は絶対観てはいけない。 暴力・残酷シーンは顔をそむけたくなる。 三池崇史の映画魂が全開だ。 原作は山本英夫の同…

『ゼブラーマン』、三池崇史監督

主演・哀川翔、脚本・工藤官九郎、監督・三池崇史。 実に贅沢なスタッフだけど、それもそのはず、 この映画は哀川翔通算100本目の出演記念作品。 だから、ぼくも大いに期待していたんだけど…… …ちょっと期待はずれかな。 漫画、『ウイングマン』のように、 …

『キューティ・ハニー』、庵野秀明監督

永井豪の懐かしいお色気アニメを、庵野秀明が実写化した作品。 『新世紀 エヴァンゲリオン』、『彼氏彼女の事情』以降、 庵野はアニメでなく実写を撮り続けている。『ラブ&ポップ』、『式日』、 そしてこの『キューティ・ハニー』だ。 『ラブ&ポップ』は観…

「サイゾー」2005年9月号

これはあまり大きな声では言えないけれど、 「サイゾー」はやっぱり面白い。 ゴシップ雑誌の面があるからカミングアウトする勇気がいるけれど。 これでもう少し経済面が充実してれば言うことないね。 押井守と山形浩生の連載があったから買い始めたんだけど…

[film] 『ロスト・イン・トランスレーション』、ソフィア・コッポラ監督

久しぶりに頭に来る映画だ。 これを観て頭に来ない日本人がいるのだろうか? 妻子があり、そこそこ成功もしているが すべてに倦怠を感じている映画俳優(ビル・マーレー)と、 大学の哲学科を卒業してカメラマンと結婚したが、 将来への不安にさいなまれてい…

『悪い女 青い門』、キム・ギドク監督

ヤクザな男に付きまとわれ、 体を売って生活費を稼ぎながら絵の勉強をする女と、 その女を住み込みの売春婦として雇って民宿を経営する一家の物語。 これ、寓意的な意匠に満ちた映画だね。 主人公の女がシーレの絵を大事にして部屋に飾っていたり、 金魚を飼…