2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ニーチェが泣くとき』、アーヴィン・D・ヤーロム(金沢泰子訳)、西村書店、1992(一九九八)

19世紀末のウィーンを舞台にした、実在の人物をモデルにしたフィクション。 主人公は哲学者のニーチェと精神分析学者のブロイアー。 もしも、『悦ばしき知識』を書き、『ツァラトゥストラ』を書くまでのニーチェが、 精神分析学の黎明期に大きな役割を果たし…