2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
実に7年ぶりのサザンの新譜! 『Young Love』、『さくら』はスゴかった…。 サザンは中学時代、ということは15年ほど前から聴いていたが、 ファンとしてではなく、客観的に聴いてもこの2枚は名盤。 何語かわからないラップ*1を交え、 J-RAPの「俺様節」を一…
バガボンドは、井上雄彦が現段階でもっとも力を入れている漫画だろう。 この漫画については色々思うところがある。 二項対立を軸として物語が作られていることとか。 (例えば、 「山」で「父親と対立して成長した」武蔵と、 「海」で「父親からの愛情を一身…
「神秘家」というとわかりにくいが、 水木しげるが心惹かれた 「オカルト好きのかぶきもの(『花の慶次』より)」の伝記シリーズ。 この巻には、 仙合四郎、天狗小僧寅吉、駿府の安鶴、柳田国男、泉鏡花が 取り上げられている。 あまり期待せずに読んだのだ…
テレビドラマにもなった本格医療漫画。 一巻から読んでるけど、読み応えがある。 医療業界には詳しくないし、個人的に世話になったこともなかったので 強い興味はないんだけど、しかし絶対にいずれ関わることになる業界だ。 だから、あまり客観的に読めず、…
ヴィレッジ・ヴァンガードで平積みされてあったのをみて購入。 正直、次元好きなので、「次元大介編」などとあったら無防備になってしまう。 が、帰って読み始めてみて…………落胆と同時に憤りが。 タイトルの「Y」を見逃していた。 「Y」は作者の山上正月のYで…
失踪したくなるときがある。 歳をとってからは、ますますその頻度が高くなる。 この作品の作者、吾妻ひでおは実際に失踪し、 しかもそれをエンターテイメントに仕立てたつわものだ。 この漫画は朝日新聞をはじめ、あらゆる媒体で絶賛されたが、 その評価は間…
待望のジャームッシュの新作。 一本の長編ではなく、ショートフィルム形式で ニューヨークのアンダーグラウンド文化を代表する人々の寸劇を綴ったもの。ジャームッシュの新作は長いこと観てないと思って調べてみたら、 『デッドマン』(カッコイイ!)が95年…
偶然こういう作品に出会えると嬉しい。 このDVDは、ぶらりと立ち寄ったレンタル店で出会ったもの。 ショートフィルムや短編集には興味があるので (「好き」といえるほど観てない)、 面白そうなのをみつけるとついつい借りてしまう。 不勉強ながら、まった…
只今絶好調、安野モヨコの社会人マンガ。 『監督不行届』を読んでから安野モヨコのファンになったんだけど、 この作品も期待を裏切られなかった。 「仕事は生きていくための手段」という考えでなく、 「仕事のために生きる」という姿勢がこの作品のテーマ。 …
世の中には、どうしても共有できない世界観というものがある。 残念ながら、『NANA』の世界観をぼくは受け入れることができない。 趣味・文化の面では、ぼくは自分でも雑食だと思うのだけれど、 この漫画はダメだった。 理由はいくつもあるのだけれど、…
ずいぶん長い間「はてな」を更新してないように思う。 理由は単純で、生活環境がいきなり忙しくなったから。 とはいっても、相変わらず映画やら音楽やら漫画は読んでるので、 色々と思うところはあったんだけどね。 ただ、ここ一ヶ月ほどは、新しい生活のリ…
[film]『パイレーツ・オブ・カリビアン』、ジェリー・ブラッカイマー制作ジョニー・デップ好きの連れの強い要望で一緒に観た。 なんでも、キムタクがスマスマでこの映画のジョニデの物真似を よくやっていたらしいのだが、それがかなり面白いらしい。 で、観…
ずっと読みたかった本。『チャーリーとチョコレート工場』の映画化に伴い、 ロアルド・ダールに興味を持ったぼくの連れに貸してもらった。多分、古本で買ってて、本棚のどこかにあると思うのだけれど、 ちょっとあまりにカオスで探せないので、 これを機に一…