『ルパン・ザ・サードY 次元大介編』、山上正月、双葉社、2005年

ヴィレッジ・ヴァンガードで平積みされてあったのをみて購入。
正直、次元好きなので、「次元大介編」などとあったら無防備になってしまう。
が、帰って読み始めてみて…………落胆と同時に憤りが。
タイトルの「Y」を見逃していた。
「Y」は作者の山上正月のYで、
モンキー・パンチとは似ても似つかぬ画風、構成力。
原作・監修がモンキー・パンチとなってるけど、これは多分ノー・タッチだろう。


画力も作品全体の完成度も、
80年代に量産されたファミコンの漫画化作品レベル。
*1
こういう「ルパン作品」を量産するのが
今後のルパン業界にとってプラスになるのか、
疑問に思いました。
速攻でブックオフ行き。

*1:いや、当時はこういうマーケットが漫画家の下積み生活を支えていた、というのはわかるので一概に否定しているわけではない。けど、マーケット全体として大量生産で粗雑なものが多くてレベルは高くなかったと思う。