music

(72〜79/100) 米米CLUB大全集

とうとう思い切って米米のビデオを処分。 処分するのは、 ・SHARISHARISM7 2much 2ist (1989年収録) ・SHARISHARISM7 Co-Conga (1989年収録) ・SHARISHARISM ART WORK ART UP (1990年収録) ・SHARISHARISM ART WORK WORK UP (1990年収録) ・SHARISHARISM IOT…

(71/100), 『RED HOT CHILI PEPPERS Woodstock '94』、Pro-Shot 4565

P-FUNKのライブに続き、海賊ビデオを(DVDではない)。 今から考えると、このビデオは結構貴重なのかもしれない。 これ、CDも後から出たのかな。Woodstock 1994アーティスト: Red Hot Chili Peppers出版社/メーカー: Sonic Boom発売日: 2015/02/24メディア: …

(70/100) 『PARLIAMENT EARTH TOUR '77』、Pro-Shot 4080

[music]の記事をこのブログで書くのは書くのは久しぶりだ。 この「一ヶ月で100冊処分」運動は原則として本のみを対象とするつもりだったけど、 整理の作業上、ビデオを処分することが必要になってきたのでこれも可とする、と。 冷静に考えれば、本1冊よりも…

『行方知レズ 渋さ知らズ1999-2000』

いまや世界的な大所帯バンド、 渋さ知らズの1999年から2000年にかけてのドキュメンタリー・フィルム。 リーダー兼ダンドリストの不破大輔に密着同行する形で撮られている。 このフィルムは既に京都のクラブ、 メトロで「メトロ大学」なるイベントで観たのだ…

エリントンを聴こう。

デューク・エリントンを聴く人、になかなか出会えない。 「ジャズが好き」という愛好家、それも数百枚単位で聴く人でも、 エリントンをよく聴く、という人にはなかなか出会えない。 これは自信をもって言えるが、多分、ジャズファンのレコードの棚には、 エ…

Jazz collective の衝撃

Jazz collective というバンドを聴いたことがあるか? もしも聴いたことがないなら、今すぐクラブへ急いだ方がいい。簡単に紹介しておこう。 「collective」とは、「共同体」とか「グループ」くらいの意味だ。 名前通り、ジャズを主体としたサウンドのバンド…

『LIVE AT CAFÉ PRAGA』Steve Grossman, 1990

カムバック後のグロスマンが好きだ。 今から10年以上前にHMV店内でグロスマンを聴いたとき、 ぼくは反射的に「Now Playing」のアルバムを手にとった。 それが『Bouncing with Mr.A.T.』。 イタリア、ジェノバの「ルイジアナ・ジャズ・クラブ」のライブ盤…

『Franz Ferdinand』『You Could Have It So Much Better』、 Franz Ferdinand

忙しい日が続く。 ここ数日よく聴いてるのはFranz Ferdinand。 イライラしているときや漠とした不満*1を抱いているときは 暴力的な音楽が聴きたくなる。 Franz Ferdinandは今の気分にピッタリだ。 彼らの音楽は、一言で述べるならば「生意気な音楽」。 全盛…

『THE LATIN KICK』, Gerardo Frisina, Schema, 2005

待望のGerardo Frisinaの3rd! 期待は尋常のものではない。 なにしろ、あの傑作『Hi Note』の次作。*1 前作を上回る完成度の高さ・革新性を期待するのはファンとして当然だ! ……と、レコ屋からの帰り道、1人舞い上がっていたのだが、 感想としては、満足と…

パティ・オースティン(3)「GRP時代のPatti Austin」

昨日、一昨日とパティ・オースティンについて書いた。 今日も彼女について書くが、しかし好意的なものではない。 パティ・オースティンの音楽と出合って激しく心を動かされたものの、 有線で流されたその音楽の演奏者を知る術もなく (特殊な有線放送でパー…

パティ・オースティン(2)「CTI時代のPatti Austin」 

今日はパティ・オースティンの音楽について書いておこう。 CTI時代の彼女のアルバムはどれも繊細で、すべて一聴の価値がある。 その理由はバンドメンバーにある。 書き出してみよう。 『END OF A RAINBOW』(1976年) Patti Austin (vo.) Barry Miles (syn.)…

『END OF A RAINBOW』、Pati Austin、1976年

ごく稀に、自分はこの音楽と出合うために生まれてきたんじゃないか―― そう思う音楽に出合うことがある。 このアルバムの1曲目、「Say You Love Me」はぼくにとってのそんな曲だ。 今日は少し感傷的な話をしよう。 今から数年前、よくある話で失意のどん底に…

『We Love Free Soul』、30-35 Special Issue

説明不要、天下無敵のコンピ。 曲リストを挙げれば誰もが納得してくれるだろう。 #1 Brazilian Rhyme (Interlude) / Earth, Wind & Fire #2 If You Were There / The Isley Brothers #3 Miracles / Jackson Sisters #4 Thinking Of You / Sister Sledge #5 I…

『Three Street Worlds』, Two Banks Of Four

久しぶりに素晴らしい音楽に出会った。 『Three Street Worlds』によって、 ジャズ/クラブミュージックは新たな地平に到達した―― というのは大げさか。 しかしそれほどこのアルバムは素晴らしい。 編成はドラムがいなくて、ウッドベース,管楽器など他は全…

『Sacred Concerts –Duke Ellington』

[music] 『Sacred Concerts –Duke Ellington』エリントンの映像は「面白い」。 ピアニスト、ビッグバンドの指揮者、作曲家など、 エリントンの音楽は様々な面から考えることができるし、 それらは本当に興味深く、そして美しい音楽なんだけど、 今日はその話…

『キラーストリート』、サザンオールスターズ、2005年

実に7年ぶりのサザンの新譜! 『Young Love』、『さくら』はスゴかった…。 サザンは中学時代、ということは15年ほど前から聴いていたが、 ファンとしてではなく、客観的に聴いてもこの2枚は名盤。 何語かわからないラップ*1を交え、 J-RAPの「俺様節」を一…

“Atomic Swing”, Count Basie

[music] “Atomic Swing”, Count Basie1957年〜1962年の間にニューヨークのキャピトルスタジオで録音された、 ベイシーの音源のコンピレーション盤。 よくある安易な初心者向けの寄せ集め的企画盤かと思いきや、 これが予想を裏切る佳作。 とにかく、リマスタ…

「渡良瀬橋」

「渡良瀬橋」は名曲だが、それは曲のせいだけではない。 松浦亜弥のカバーは、そのことを明らかにする。森高千里は、デビューの頃でこそ「非実力派宣言」などという ケバケバしい言葉で自分を表現していたが、 キャリアを重ねるうちに、単に「非実力派」とし…

『The Olatunji Concert: The Last Live Recording』、John Coltrane、2001年

1967年にこんな演奏があったことを知ったのは2003年のこと。 驚いた。 レコードも罪深いなあ。 ジョン・コルトレーン・クインテットがこんなサウンドだったなんて 『惑星空間』聴いてもメディテーション聴いても ビレッジバンガードアゲイン聴いてもクルセマ…

『MG4』、MONDO GROSSO, 2000年

ジャズ、ブラジル音楽に黒人音楽、そして2STEPへの 大沢伸一の情熱と才能が爆発した一枚。 本人自身「好きな音楽にこれまでの恩返しをした」と語る通り、 それまでの大沢伸一の仕事の集大成でもある。 このアルバムはヒットし、世間的に彼の名前が広く…

『Tupelo Honey』、Van Morrison, 1971年

勝手に私が人生の師と仰いでいる歌い手がいる。 エルヴィス・コステロ、トム・ウェイツ、そしてこのヴァン・モリソンだ。*1 ジム・モリソンではない。 人に話すとよく間違えられるのだが、 ヴァン・モリソンはジム・モリソンではない。 ジム・モリソンの魅力…

『ゴールドベルク変奏曲』、グレン・グールド(続き)

以前、他のブログで昨日の内容を書いたとき、 複数の人からコメントをもらい、非常に有益だったので以下にアップしておく。 [デュークセルゲイ] 81年盤はヤマハで弾いているんだよね。 一度これのSACDリマスターを聴いたことがあるけど、音質に感動したよ。 …

『ゴールドベルク変奏曲(バッハ)』、グレン・グールド

『のだめカンタービレ』の影響でクラシックを聴く。 前から家にあった、グールドのゴールドベルク変奏曲だ。 クラシックに浅い私でも、 この演奏には55年の若い頃のものと26年後の81年の2つがあること、 そしてこの演奏で鮮烈なデビューを飾ったグールドが …

THE ROOTS

The Rootsの『do you want more?!!!??!』、『illadelph halftime』、 『things fall apart』、『THE ROOTS COME ALIVE』を聴く。 ブラック・ミュージックに初めて接したのはヒップホップだった。 そのせいか、今となってはそれ程好きでも興味があるわけでも…

『Sound Concierge 401 “Do Not Disturb”』, Selected and Mixed by Fantastic Plastic Machine, 2004

こんなMix CDが欲しかった! Remix CD ならぬ、Mix CD。 つまり、DJがクラブで実際につないでいるのを再現したCDである。 クラブが踊る場所ということもあり、これまでのMix CDは、 ハウス、テクノ、ヒップホップなどジャンルに関わらず、 どうしても踊るた…

『Dynamite』、Jamiroquai、2005年(2)

(昨日の続き)A……Auggie, O……Oh!矢(Auggieの知人) O:でも、僕は結構好きだよ? このアルバム。 A:僕も嫌いじゃないですよ、悪くないと思います。 でも……あまり刺激は受けないなぁ。 O:刺激ねぇ。 #12の「Time Won’t Wait」なんて結構いいじゃな…

『dynamite』、Jamiroquai、2005年

以下は、6月に京都市内で行われたAuggie(以下、A)と Oh!矢(以下、O)による対談である。 * * * * A:こんにちは。 O:どもども。久しぶり。早速だけど、聴いた? ジャミロの新譜。 A:もちろん聴きましたよ! 新譜が出るって聞いたときは、 ホ…

『Rock And Roll Hero』、『Groovement』、『Largo』

連日、忙しい日が続き、ロクに本も読めない。 最近家で聴いた音楽について、簡単に印象を記しておく。 『Rock And Roll Hero』、 桑田佳祐、二〇〇二年、Victor 15年前にサザンの網羅的なベスト盤『すいか』を聴いてからこのかた、 サザン及び桑田に裏切られ…

『THE GIGOLO』, Lee Morgan, 1968, Blue Note 84212

(録音:1965, Lee Morgan(tp), Wayne Shorter(ts), Harold Mabern Jr.(p),Bob Cranshaw(b), Billy Higgins(ds)) 誤解を恐れずに言うならば、ハードバップは形式美の音楽である。 特にそのアドリブ・ソロは、新しいフレーズを産み出したり、 繊細な和音を探…

『New World Order』, Curtis Mayfield, 1996年

オーギー(以下A):やあやあ、元気してる? 早速だけど聴いてみてくれたかな、 僕が渡したカーティスのアルバム? Takao(以下T):論文の締め切りで忙しかったんだけど、聴きましたよ。 えーと……カーティス・メイフィールドさん。 「メイフィールド」っ…