『ダーリンは外国人』でおなじみ、トニーのエッセイ。
内容は題名通りで、
超ポジティヴな思考の方法とでもいうべきものが綴られている。
ぼくはトニー&左多里さんのファンだから退屈はしなかったけどさ、
全体的にちょっとぬるいんじゃないかな。
別に極端な話をして欲しいわけじゃないし、
ぬるいエッセイにはぬるいエッセイの面白さがあるものだけど、
もう少し深くてもいいんじゃないかな。
語学うんちくも物足りない。
トニーのうんちくって、それだけで完結してるものばかりなんだよね。
「○○語ではこう言う」とか、「××語の格言」とか。
もっとこう…ごちゃごちゃと絡み付いていくような
うんちくだったら面白いんだけど。
でも、トニーの「いい人ぶり」は充分伝わってくる本。
もしかしたら、こういう本を心から楽しめないってのは、
ぼくに余裕がないからなのかな?
まあ、余裕がないのは事実だけど。
- 作者: トニー・ラズロ
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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