陽水、母が好きだったので聴き始めましたが、老いてますます盛ん。
創造力(想像力・妄想力)は衰えることを知りません。
その意味ではタモリさんと同じ。この二人の仲がよいのも納得です。
星のない星空
井上陽水の 『Final Love Song』 には「星のない星空で あかりを探すなら」というフレーズがある。星がないのなら星空と言えない、という異議は正しいのだろうか。
満天の星空、広がった雲のために三つ四つしか見えない星空、星がたった一つしか輝いていない星空。
こんな風にいえるのなら星のない星空も言えるはず。でも星が一つもなければ「星のない夜空」か。
何をグダグダ言ってるのだと嗤われそうだが、モンダーイは、「愛のない恋愛」と言えるかだ。そんな疑問を少しも持たずにいくつものカップルが夜の街をさまよっている。
なるほど、「星のない星空」とは「愛のない恋愛」の比喩だったわけですね。
おもしろいなあ。
読もう読もうと思って未だに読めてない、センター試験の題材にもなった竹田青嗣の『陽水の快楽』、読んでみようか、なんて思ってます。
…と思ったら、これ、なんかプレミアムが付いてる感じですね。
この本、再発/増刷すると売れると思いますよ。