どうでもいい人には、どうでもいいことしか言いませんよ。
いいあらそい
映画『鉄道員』の一コマ。
父親と娘、父親と息子が言いあって、子供の二人ともが家を出てゆく。末っ子のサンドロが母親に聞く。
「どっちが正しいの」
「どっちもよ。人がいいあらそうときはいつもそうなの。自分が正しいと思うから仲なおりも難しいの」
そうか、そうなんだ。こういった言い争いは大切なんだ。お互いを理解しあうためには避けて通れない、というか、避けられないことなんだ。「言い争い」は「良い争い」なのだ。
本当にそうだと思います。
そういう面倒くさいやり取りを繰り返して、人は家族になっていき、少しずつ友との絆を深めていく。
どうでもいい人とは、どうでもいいことしか話しませんよ。