どんな情報でも、出典が大事。
出典によっては、誤用がニュースになることもありますしね、政治家の漢字の誤読など。
絵に描いた餅
中にはこんな鋭い意見を持っている人もいます。
アマゾンのネットショッピングで『明鏡ことわざ成句使い方辞典』(大修館書店)についてのカスタマーレビューです。
「誤用」欄には、少々強引に筆者がでっち上げたようなものが載っているのが気になる。例えば「絵に描いた餅」の誤用として、「『絵に描いたよう』と混同して使うのは誤り。『✕ 絵に描いた餅のように幸せそうなカップル』」とあるが、「こんな間違いせえへんやろ?」と疑問に感じた。他の辞書との差別化を図り、本書が「誤用」欄を売りにしているがために、誤用にこだわりすぎているように感じた。
『明鏡ことわざ成句使い方辞典』の誤用例は編集者が作ったのか、フィールドワークによるものかは当該辞典に解説があるはずですが。
これ、詳しくは「aaa0042」さんの2008年のレビューですね。
5つ星のうち4.0なので、総合的には評価されているのだと思います。
上に引いた以外の箇所は以下のとおりですから。
明快でよいが、「誤用」欄はやりすぎの感あり
「新明解故事ことわざ辞典」を購入しようと書店に行ったが、本書を買って帰った。購入の決め手は次のとおり。
◆「使い方」欄に、その言葉の意味や、具体的な使用例がわかりやすく載せられている。
◆「出典」欄に、その成句に関する故事がわかりやすく説明されている。
◆「補説」欄や「類表現」欄も気が利いている。
小言や批判は大事にしたいと思っています。
文句を言うということは、少なくともわたしに関心を持ってくれているということだから。
まったく興味がなかったら、何も言いませんよ。