「きくちの楽屋」開設。(2)

昨日の続き。

昨日は、
研究室の先輩のブログを開設するにあたり、
Auggieがお手伝いをすることになった経緯を書いておいた。
今日は、実際に開設するにあたってのいくつかの細かいことを書いておこう。


まず、ブログサービスは数多くある中で
その中で「はてなダイアリー」を選んだ理由だけど、
これは全然迷わなかった。
私自身「はてなダイアリー」ユーザーであることが一番大きかったが、

  • 人文系の研究者が多く利用していること
  • 自動キーワードリンク機能が充実していること
  • 記事のアップやカスタマイズが簡単なこと


などが、「はてな」を選ぶ際の決め手となった。


唯一、アフィリエイトサービスが他のサービスと比べて充実していないように感じたが、
あくまで目指すのは「授業のサポートページ」なので、
そんなのは別に充実してなくて構わない。


で、私自身一から勉強し直したかったので、Amazonでどさっと買い込みました。


「はてな」ではじめるブログ生活―はてな公式ハンドブック

「はてな」ではじめるブログ生活―はてな公式ハンドブック

この本は、私がはてなダイアリーを始めた、5年近く前に実際に参考にした本。
読み物形式で書いてあるので、抵抗なく読める。
しかし、Amazonではマーケットプレイスで1円…。
確かに、今ではこんなに親切な本は必要とされていないのかな。


わりと実用的な本。
どちらかというと、私は次の『はてなの本』をよく利用したけど、
今読むと、これはこれで便利なように思えた。


はてなの本 (NT2X)

はてなの本 (NT2X)

この本にはお世話になった!
記法などについてのSideAと、
はてな」という会社についてのSideBに分かれていて、
どっちも面白く読んだ。
特に、近藤社長のインタビューから伺える「はてな」という会社のスタンスには強く共感できた。


はてなダイアリー 実践デザインカスタマイズガイド

はてなダイアリー 実践デザインカスタマイズガイド

これはひたすらスタイルシートのデザインに徹した、実用度MAXの本。
サイドバー位置の左右の入替えや、
縦2段組のスタイルシートを3段組にする方法など、確かに便利。
コードがそのまま示されているので、そのまま写せばいいので作業も簡単だ。
難点を挙げるとすれば、デザインの方法、変更の仕方について、
それぞれ具体的に挙げてあるだけなので、体系的な説明がないことか。
もちろん、個別に見ていけば自分で学べることだし、
大して難しくはないので、使っていくうちに自然とわかることではあるのだけど、
2,200円という値段を考えると、もう少し親切であってもいいかも、とも思った。


「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

今回買った中で一番面白かった本。
はてなの本』でも思ったことだけど、やっぱり「はてな」は魅力ある会社です。
ネットサービスにはつきものだけど、
風力発電の話とかのこの本で書いてあることが、
2009年現在からみてみると、既に実現してしまっているところもすごい。
結局、本社東京移転後も、京都に戻ってきてるところも面白い。
この本については、今後も考えていく。


できるポケット+ はてなブックマークで情報アンテナが10倍広がる本

できるポケット+ はてなブックマークで情報アンテナが10倍広がる本

もはや、「ダイアリー」でもない、「はてな」もサービスの本。
前の『「へんな会社」のつくり方』に、
「ライバル企業として意識しているのはGoogleだ」という近藤社長の言葉があって、
なるほどな、と思ったけど、
その言葉通り、「はてな」のサービスはどんどん増えている。
私自身は「はてな」から少し遠ざかっていた時期があり、
「フォトアルバム」や「うごメモ」など、
全貌が把握できていないサービスもあるのだけど、
「何か新しくて面白いことをやろう」という姿勢には、
昔から一貫して共感できるな。


と、「はてな」関連本を一気読みして、私自身ずいぶん勉強になった。
とりあえず今日はリストアップしただけだが、
今後、それぞれについても言及していきたい。


さあ、いいブログ作るぞ〜!