一気に3本観ました。
…3本とも、5年前の私なら絶対観なかった映画です。
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きっかけは、『映画秘宝』で『チョコレート・ファイター』を絶賛してたから。
ゼン役のジージャー・ヤーニンが可愛いな〜と思ったし、
アクションシーンが大絶賛だったから絶対観たいと思ってた。
で、うん、期待は裏切られなかったかな。
これはもはやアクションシーンというよりダンスの一種だね。
正直、『チョコレート・ファイター』は、
ヒットの瞬間とかちょっとあやしいところがあるんだけど、
長回しの殺陣の流れでみればそんなに気にならない。
なにより、ジージャーの運動量に驚きあきれるばかり。
殺陣がはじまると、私はぽかーんと口をあけてみてました。
阿部寛も実に素晴らしい!
「ノー・ワイヤー! ノー・CG! ノー・スタント!」
の看板に偽りなし、メイキングでケガ人続出なのがわかります。
同じことは『マッハ!!!!!!!!』と『トム・ヤム・クン!』にも言えて、
トニー・ジャーすごすぎ。
神々しさすら感じます。
と、アクションがすごいのは一目瞭然なんだけど、
映画の背景としてうかがえる、タイの社会環境も興味深く観た。
象を神聖な動物としていることもそうだけど、
ニューハーフの位置づけは興味深かった。
ギャングの中でだけど、かなり有力な地位だった。
しかし、「男でも女でもないくせに…」なんて罵倒されていたりもしたので、
中国の宦官のようなポジションなのかな、と素朴に思った。
タイのニューハーフ事情についていずれ詳しく知りたい。
あと、どうでもいいことだけど、
『チョコレート・ファイター』の公式ホームページの「NEXT」の文字、
ぜんぶ間違ってます。< http://www.chocolatefighter.com/ >