【追記】「ええ=Yesとはかぎらない」

【追記】

2月11日の「ええ=Yesとはかぎらない」の追記です。

 

 

英語の文法に沿った、「いいえ +否定文」の例が、タイムリーに14日の新聞に乘っていました。

覚せい剤大麻取締法違反の罪での初公判で、田代まさし被告は罪状認否で裁判官から間違いないかと問われ 「いえ、ありません」 と答えた。

京都新聞2020.2.14)

 

この場合岡村隆史のように「はい、ありません」と言う方が多いと思います。珍しい例です。

 

この「いえ」は、明確な「NO」の意味ではなく、間投詞のようなものでしょう。

こういう場面での返事はわかりにくい場合があり、ときとして誤解を生みます。

なので、わたしはこういうとき、なるべく一言言葉を添えるようにしています。

「何かここまでの説明で質問とかある?」「いえ、特にありません。/はい、いまのところ理解できています」というように。

「では、日時は15日の土曜日で」という言い方もこの気持の表れです。「15日」か「土曜日」だけだと、勘違いしてしまう場合がありますから。

ああ、でもこの一言説明を添えるところが、くどいとか話が長いとか思われてしまうのかもなあ。

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