サンデー毎日
小津安二郎監督の映画に『大学は出たけれど』(1929年(昭和4年))がある。大学を出てようやくありついた仕事が会社の受付係。それを蹴って職探し。そのシーンに『サンデ―毎日』が映し出される。不景気と失業。
辛い、やるせない「毎日が日曜日」。
もうその頃に作られていたシャレ。
ちなみに『サンデ―毎日』の創刊は1922年(大正11年)。
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ああ、「サンデー毎日」は「毎日が日曜日」ってことですか。
この「毎日が日曜日」という言葉、日本語としての響きがいいのか、たくさんの作品のタイトルになってます。
検索に引っかかったものだけを何も考えずに並べてみます。
あれ? 大島弓子にもこのタイトルの作品なかったっけ?
と思って調べてみたら、微妙に違うタイトルでした。
このマンガ、映画にもなりましたよね。
で、そうか、涼宮ハルヒの例のアレこそ「毎日が夏休み」でした。
いや、「終わらない夏休み」と言ったほうが正確でしょうか。
おあとがよろしいようで。