「夢」について、とりとめなくあれこれと。

 

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(1) このごろの若者は、「夢」というのを「目標」のように考えているらしい。

森毅森毅の置き土産』)

 

森毅の置き土産 傑作選集

森毅の置き土産 傑作選集

 

 

(2) 夢を捨てるのは死ぬのと同じことだ。(映画『フラッシュダンス』)

フラッシュダンス (字幕版)

フラッシュダンス (字幕版)

 

 

(3) 夢は見るものではない。つかむものでしょう。(希勢の里)

 

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(4) 夢をすててはいけない。夢がなくてもこの世にとどまることはできる。しかしそんな君はもう生きることをやめてしまったのだ。

 

 

 

(5) 聞きなれた街のざわめきに 夢がかくれている 

 (松崎しげる『俺たちの朝』 谷川俊太郎作詞)

 

俺たちの朝

俺たちの朝

 

 

(6) 旅の世にまた旅寝して草枕 夢のなかにも夢を見るかな   慈円

 

愚管抄 全現代語訳 (講談社学術文庫)

愚管抄 全現代語訳 (講談社学術文庫)

 

 

 眠っているときに見る「夢」と、理想、目標としての「夢」。

日本語でも英語でも、一つの単語がこの2つの意味を持っているのは興味深いですね。