腕時計(のねじを巻くこと)

腕時計

 映画 『ミッドナイト・ラン』 でデ・ニーロが腕時計を耳に当てる場面が数回出てくる。動いているかどうか確かめるためか。昔の時計は竜頭でねじを巻いていたから、巻き忘れると止まる。巻いた分がなくなりかけると遅れる。

 

 

中学生になって初めて腕時計を買ってもらったのが嬉しくて、暇があったらネジを巻いていて巻きすぎて壊したこともあった。今使っている時計は電池で動く。竜頭はあるが、時刻を合わせるだけ。なんだかものたりない。

  

いわゆる「機械式」と「クォーツ」の違いですね。

機械式でも、引用文のように毎日巻かなければ止まってしまう「手巻き式」のものと、毎日使っていれば止まらない「自動巻」のものがあります。

 

で、最近はこういうものもあるようで… 

 

【ワインディングマシーン】

 自動巻き時計全体を回転させることで時計内部のローターを回転させ、巻き上げを行うアイテムです。 自動巻き腕時計は、着用時の手の動きにより自動でぜんまいが巻き上がる便利な仕組みになっています。 しかし、長時間使わない状態が続くと歯車など内部の油が凝固し、故障や不調が発生しやすくなります。 そのためなるべくコンスタントに駆動させることが望ましいのですが、コレクションが多いと巻き上げ作業で苦労する事も多くなります。 そんな時に活用したいのがウォッチワインダーです。自動巻き腕時計をセットし、回転させるだけでベストな状態が保たれ、寿命が上がります。 大切なコレクションの腕時計を、末永く使うために欠かせないのがこの「ワインディングマシーン」なのです。

 このケースに入れておけば、巻き忘れで腕時計が止まってしまうことはなく、いちいち日付や時刻を併せる必要がない! これは便利ですね。いろいろなことを考える人がいます。ビジネスチャンスは至る所にあり。