- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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私たち一人ひとりの力など知れている。
だから人生において何か意義のあることを成し遂げたいときには、
誰かと協力しなければならない。
もともと組織とは、一人ひとり異質な個々がそれぞれの持ち味を発揮し、
全体として大きな達成を成し遂げる場として機能してきた。
個にとって組織に属する意義とはそういうところにあった。
そうだ、そうなんだよ。
一読して、「組織に入る」ということの意味を取り違えていたことに気づく。
「一人ひとりの力など知れている」というところは一緒だが、
わたしは「組織という後ろ盾があれば大きいことができる」と
なんとなく考えていた。
他力本願もいいとこだ。
こんな考えで働いていても面白くはならないよ。
引用した箇所は、
しかし組織に属さなくてもそれができるではないか。
「オープンソース現象」とは、個に対してそんな希望を提供するものだととらえることもできる。
と続き、オープンソース現象に対する前フリなのだが、
はっきりいってわたしはその前の前の段階だった。
こんな考えで働いていてはいけない。
一歩踏み出す勇気をもらいました。
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