『ダーリンはアキバ系』、里中ミナ、2006年、東邦出版

好奇心で買った本。
…いや、世間一般からみれば、
ぼく自身十分オタクであることは自覚しているつもりけど、
電車男』的な正統派「アキバ系」の世界は
げんしけん』程度しか知らないので手にとってみた。


内容は、オタクの彼(後に旦那)の生態を
一般人の目から紹介した「漫画エッセイ」または「エッセイ風漫画」。
軽い語り口であっという間に読めて楽しめた。
中でも、

「オタは目を合わせて話さ(せ)ない」

「オタクは趣味の時間を大切にするので、デートは時間厳守」

というのは正直身につまされた。
…はい、その通りです。
あとは「ツンデレ」、「メガネっ娘」、「妹系」、「ネコ耳」、
「魔女っ娘」、「素直クール」、「スク水」、「アホ毛」…
といった「萌え属性」も勉強になったかな。
知らなくていい知識かもしれないけど。


でも、あまりにページ構成がスカスカなのには驚いた。
これで1,000円は高いと思う。
ぼくは古本で買ったから半額の500円で買ったんだけど、
それでも高いと思ったくらい。

あと、やっぱりタイトルがねえ…。
ここまであからさまなのはちょっと引くなあ…。

ダーリンはアキバ系

ダーリンはアキバ系