『海辺のカフカ』を読んでハルキづいたので、
近所のブックオフのセールで何冊かハルキ本を購入。
言葉遊びの本で、50音全ての文字で始まる回文が収められている。
特に何も述べる必要もない本だと思うけど、
楽しい本であることは確か。
いくつか面白かったのを引いておく。
そうよ、私したわよ。……嘘。
値段足したんだね。
メモで<陰部>、文意で揉め
裸体が渋い武士がいたら
レオはレオ、俺は俺。
前に「宇津井健氏は神経痛」ってのを
どこかで聞いて感心したおぼえがあるけど、
この本に収められているものにも感心した。
……まあ、アホなこと考えるなあ、と。
なかにはかなり強引なものもあるけど
面白かったので連れに薦めたところ、
なんでも『包みが三つ』という
全て回文で構成された絵本があり、
それには遠く及ばない、とのこと。
残念。
- 作者: 村上春樹,友沢ミミヨ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2000/08/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (24件) を見る