「ケイゾク/雑誌」

ぼくがはっきりと堤幸彦の名前を意識したのは、
池袋ウエストゲートパーク』という疾走感に満ちたドラマだったから、
実は『ケイゾク』の演出が堤幸彦だっていうのは後から気づいたことになる。
この「雑誌」は、テレビシーズンが終わり、人気があったので映画化が決まり、
そしてクランクアップした上映直前に映画とタイアップして出版されたもの。
それまでのテレビシリーズ〜テレビ特別編〜映画の全てが範囲に入っていて、
データ集として便利。


批評家が何人かで『ケイゾク』について色々述べているのだけれど、
それが結構面白かった。
いまはちょっと観直す時間無いけれど、落ち着いたら観なおしたくなった。
特にテレビ特別編と映画を。


ケイゾク/映画』は、随分『エヴァンゲリオン』と世界観似てるな、
と思っていたんだけど、やはりプロデューサーの植田博樹
エヴァンゲリオン』をかなり意識してたみたい。
あと、もちろん押井守
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』も。
……うーん、いや、いいんだけど、
引用というかオマージュがちょっとあからさますぎるんじゃないだろうか。
ケイゾク』についてはまた書くかもしれない。
このムックもやはり古書店で購入。