深夜の衛星放送でやっていたのでついつい観てしまう。
詳しく感想を書くことは出来ないが、これも面白く観た。
俳優では、若き蟹江敬三や加賀まりこが出演していて面白かったが、
中でも藤田弓子が生活感溢れる妻を演じており、とてもよかった。
これは加賀まりことの対比になっているのだろう。
私が藤田弓子を初めて観たのは岩井俊二の『ゴーストスープ』だが、
若い頃はさすがにキレイだ。
映像はモノクロだが、発表年は81年。
これは戦後の時代感を出すためか。
しかし、宮本輝……。
読むものを深くうなだれさせるプロットはさすがである。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2005/06/29
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
いま「はまぞう」で調べたところ、
6月29日に「小栗康平 監督作品DVD-BOX」が発売されるらしい。
内容は、
『泥の河』『伽子のために』『死の棘』『眠る男』+特典ディスク5枚組。
作品解説、未公開写真を盛り込んだ特製ブックレット、
今回のBOXの為に新たに作られた映像
「小栗映画の作られ方(仮題)」「眠る男」のメイキングを収録した
特典ディスクを各作品と共に豪華BOXに封入。
らしい(以上はアマゾンの詳細ページより)。
こういうのみると、ついつい欲しくなってしまう自分をどうにかしたい…。