BASS MAGAZINE、リットーミュージック、2001年3月号

 2001年はマイルス没後10周年。これを記念しての
「マイルス・バンドを支えたベーシスト達」特集につられて古本で購入。


具体的には、Paul Chambers, Ron Carter, Dave Holland, Marcus Miller,
Percy Heath, Michael Hendersonを中心に、
現在活躍するベーシストが簡単にコメントする程度の内容で、
それほど充実した特集ではない。
ベーシストを中心にまとめてあったので、
新しい見方をするときには役に立つかもしれない、という程度。


面白かったのは、このそれぞれのベーシストのフレーズを採譜し、
それにコメントを加えている箇所。
まさにリットー・ミュージックならではの企画力だ。


また、この号は、ベースマガジンなどの「楽器マガジン」には珍しく表紙がプレイヤーではなく、なんとマイルスの『バグズ・グルーヴ』のパロディである。
緑を地にしたキレイな表紙だったため、これに惹かれたことも購入の理由の一つだ。

表紙が美しい雑誌は、それだけで手が伸びてしまう。


また、ダンス☆マンと、ダンス☆マン・バンドのベーシスト、
TOCAとの「ファンキー」についての対談も載っている。

そういえば、バリトン吹きのナガシ☆マンはどうしているだろう?