最近読んだ漫画についてメモしておく。
・『のだめカンタービレ』(14)、二ノ宮知子
・『ブラックジャックによろしく』(13)、佐藤秀峰
どちらも連載中の作品なのでまだ感想は書かない。
でも、面白かった!
次の作品が楽しみな作家を持つ、ということは、
人生の大きな喜びの一つだ。
もっとも、ぼくはその作家の数が多すぎるけど。。。
『のだめ〜』は限定版があって、
そっちにはしおりやら特典があったみたいで、
ぼくのヲタク心が刺激されたけど、
そこまでこの漫画を好きじゃないので
もう一冊買うような事はしなかった。
(いや、あったら間違いなく買ってたけどね。
「あのぶどうはすっぱいに違いない」というやつです。)
『ブラックジャック〜』はとても好きだ。
今回は「精神科編」の結末。
思うにこの漫画の主題は、各編の結論が大事なのではなく、
斎藤先生が必死であがくその過程そのものなのだ。
現状への問題提起という起爆力。
それがこの漫画の力なのではないか。
もちろん、佐藤秀峰の画力・構成力・取材力も素晴らしい。
評価されるべくして評価された漫画だ。
しかし、それだけに――テレビドラマ化され、
既に消費されてしまったことが少々残念ではあるのだが。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: コミック
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- 作者: 佐藤秀峰
- 出版社/メーカー: 講談社
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