2009-01-01から1日間の記事一覧

『脳の見方』、養老孟司、ちくま文庫、1986

20年以上前のエッセイ集。 養老孟子の文章の魅力は、江戸っ子のような潔い語り口、嫌味のない悪口や自己韜晦だと思う。 例えば、こんなフレーズ。 …世の中には、書物を読む人と、読まぬ人とがある。 読まぬ人は、それでよろしい。 健全な精神を作るには、学…