2006-01-09から1日間の記事一覧

「牛の首」(『けだものと私』より)、四方田犬彦、淡交社、2000年

敬愛する四方田犬彦の随筆集より、 面白いものがあったので引いておく。 世の中には名前だけは残っているが、それが実際になんであるか、 よくわからないものというのが往々にして存在している。 たとえば「牛の首」という怪談。 これは江戸時代の随筆集など…