2005-11-23から1日間の記事一覧

『言葉の常備薬』、呉智英、双葉社、二〇〇四年

批評家、呉智英の雑誌連載エッセイ。 いつもながら、日本語の誤用を指摘し、 時には論語まで遡って披露するetymology(語源学)は非常に勉強になる。 呉智英の評価すべきところは、限られたスペースでその知識を達意の文で綴り、 そして娯楽の読み物に仕上げ…