2005-07-16から1日間の記事一覧

『BECK』(23)ハロルド作石

『BECK』の物語としての推進力は、 世界から拒絶されたときの「絶望」と、 そしてそれをバネとして成長するときの「高揚」とが 交互に訪れるところにある。 その配置のされ方は実に巧妙だ。 流れでみれば23巻は「高揚」の訪れのはずだが、 私はむしろ「…