2005-06-15から1日間の記事一覧

『ブルーノート再入門 モダン・ジャズの軌跡』、行方均編、朝日文庫、二〇〇〇年(初版は九四年、径書房)

贅沢な本だ。 研究書ならば「論文集」ということになるのだろうが、 本書は各ジャズ批評家達の自分の得意分野についての書き物によって構成されている。 油井正一が戦中にひっそりと輸入されたブルーノートのレコードについて書き、 ピーター・バラカンは愛…