戦前のSPレコード時代。
この時代の音楽は、その音質と同時に音楽の内容自体も再評価・再考の流れにあります。
今回はそんな時代の小さなトリビア。
『一杯のコーヒーから』
藤原洸作詞、服部良一作曲。昭和14年(1939年)発売。最初は『一杯のビールから』だったが、コーヒーの方が「斬新で庶民的」という理由で、変更された。そのため「ビール」の音調をそのまま受け継いだので、霧島昇とミス・コロムビアは「一杯のコーヒから」と歌っている。ただし曲名はそのまま『一杯のコーヒーから』と正しく表示している。
生誕100年記念 霧島 昇と松原 操(ミス・コロムビア)大全集 ~旅の夜風・三百六十五夜~
- アーティスト: 霧島昇・松原操
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: CD
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霧島昇は本名「坂本栄吾」、ミス・コロムビアは本名「松原操」らしいです。
いやあ、これはまったく未知の世界です。