「一杯のコーヒーから」(霧島昇とミス・コロムビア)

戦前のSPレコード時代。

この時代の音楽は、その音質と同時に音楽の内容自体も再評価・再考の流れにあります。

今回はそんな時代の小さなトリビア

 

『一杯のコーヒーから』 

   藤原洸作詞、服部良一作曲。昭和14年(1939年)発売。最初は『一杯のビールから』だったが、コーヒーの方が「斬新で庶民的」という理由で、変更された。そのため「ビール」の音調をそのまま受け継いだので、霧島昇とミス・コロムビアは「一杯のコーヒから」と歌っている。ただし曲名はそのまま『一杯のコーヒーから』と正しく表示している。

 

 

霧島昇は本名「坂本栄吾」、ミス・コロムビアは本名「松原操」らしいです。

いやあ、これはまったく未知の世界です。

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